駄文

□ただ、傍にいて。
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「どっか行きてぇとこあるか?」

久々の休日に、アッシュの元を訪れた六が突然尋ねた。
いつも休日は「出かけると疲れる」と言って
家に閉じこもっている六が。

「どういう風の吹き回しですか・・?」

「・・・別に」

すると、六は立ち上がって寝室へ行き
戻ってくると、何やら雑誌を手にしていた。

「こんなもんがあったからよ・・・お前、こういうとこ行きてぇのかと思って」

「あ」

雑誌は、遊園地・テーマパークの特集ものだった。

「それ、ミサキさんが貸してくれたっすよ。特に
行きたいってわけでも・・・・」

「よし、明日ここ行くぞ」

苦笑して否定したアッシュだが、六はそれを遮り
遊園地に行くと言い出した。

「あ、あの・・六さん?」

「・・・別に俺は、今日から明日までずーーっと寝室にこもってもいいんだぜ・・?」

にやりと意味深な笑みを浮かべる六に、アッシュは即答した。

「行きましょう!!是非とも!!」

こうして二人は明日、遊園地に行くことになった。








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