幻水
□戯れ 堕
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場面的には大人向け。
でもえちい描写が何一つ無いため(ここら辺のん乃のスキルが伺えます(笑))普通に読めるかとw
嫌悪されない方のみどうぞw
「暗いのと明るいの、どちらが好きですか?」
突然上から降ってきた台詞に答えずにいると「起きてます?」と軽く不安のような物が入り混じった確認が返ってくる。
どうやら暗闇の向こうの若者は返事がなかった事が不安だった様で。
肩口に柔らかい髪の感触、次いで首筋に高い音と共に痛みが走る。
「っ」
「あ、起きてた」
身じろいだのと微かに上げた声に気づいたのか(或いは知って態とか)肩口で笑う気配。
「痕を付けるな」
「大丈夫ですよ。髪で見えない位置にしました〜」
何が大丈夫、だ。
返事変わりに溜め息を吐いて、髪の間に指を透す。