long story![](http://id17.fm-p.jp/data/104/yuinovel/pri/91.gif)
□後編
3ページ/33ページ
――次の日――。
学校に行くと、山ちゃんが窓際でぼーっとしてた。
周りにはファンの子とかがうじゃうじゃいる。
「山ちゃん?」
『きゃーっ! 裕翔くんも来たよー!!!』
周りの声がちょっとうるちゃい…。
「あ…裕翔……おはよ」
「どしたの、元気ないじゃん」
「いや…別に何もないよ」
「……何もないって顔してないから…」
そこでチャイムが鳴って、真相は掴めないまま授業が始まった。
その後も放課に毎回山ちゃんの席に行ってみたけど、すぐにはぐらかされてやっぱりホントの理由は分からないままだった。
一体何があったんだろう……。