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□【Yuri】
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はぁー。
もう…なんで学校ってこんなに課題が多いのかな…。
中学生は気楽でいいねぇ。
横を見ると、壁にもたれて一生懸命にノートに何か書いてる侑李が居る。
絵でも書いてるのかな？
あたしの弟分の侑李。
親同士が仲いいからあたし達も自然と仲良くなった。
侑李のうちは昼間からクーラーバンバンに掛けてるから気持ちいい。
入り浸っちゃう気持ちも分かってもらえるハズ。
「侑李何してんの？」
「自由工作！」
「…『工作』…？」
ノートに何か書いてるだけで工作になっちゃうんだ。
いいなぁ。
「どんなの？ 見して」
ノートに手を掛けた瞬間、侑李が叫んだ。
「ダメっ！！！！」
「え！ なんで！？」
…ビックリ。
見られちゃヤバイものなのかな？