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□Loved... 6
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《…なぁゆい…》
「大貴見っけ。入ればいいのに」
《え!?》
大貴はあたしの家の前の柵にもたれ掛かってた。
気付かれないとでも思ってたのかな?
《なんだよー。カーテン閉まってるから分かんねぇと思ったのに…》
あたしの方を見て、少し照れながら手を振る大貴はカワイイ。
「そんなとこ居たら暑いでしょ」
《や…でもホラ、女の子の家に上がり込むのってどうなのかなってさ…》
「大丈夫だよ。お父さんもお母さんも帰ってくるの夜だし」
《……そ?》
「うん。…待ってて今鍵開けるね」
急いで下に降りて、鍵を開けた。
「大貴、入りなよ」
「…ん。じゃ…」
大貴をあたしの部屋に案内する。
緊張してるのが分かる。動きがカチカチだもん。
「…大貴、手足一緒にうごいてるよ」
「え、あ、おっ!」
「いいよその辺座って」
「うん…」
あ、そうだ。何か飲み物…。
「お茶持ってくるね」
「え、いいよ」
「いいっていいって。待ってて」
キッチンに行って、お茶と氷を入れたコップを持って戻った。