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□【Hikaru】
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HEY!HEY!HEY!の楽屋にて。
光「…なあ…夏といえばなんだ?」
薮「は? 何急に」
光「いやぁだって夏じゃん。なのに今年はこれといってイベントねぇなぁと思って」
慧「まぁ…確かにな」
大「じゃあこれじゃね?」
大ちゃんは雑誌を広げて俺らに見せた。
光「心霊スポット?」
雄「え、幽霊?」
慧「……」
薮「伊野ちゃん顔色悪いぞ。大丈夫か?」
慧「…へーきへーき!」
雄「じゃあもう早く行こうぜ!」
光「え、でも高木さぁ、宿題がヤバイっつってなかった?」
雄「大丈夫大丈夫! いざとなったらアイツに写させてもらえば…」
光「ふーん…」
大「っしゃあ! しんれーい」
慧「お祓いしなくて大丈夫かなぁ」
薮「そんな大袈裟なことにはなんないんじゃない?」
雄「わっかんねーよ。もしかしたら帰る頃には誰かに取り憑いてるかも」
光「それが高木だったら面白いよな。パッと後ろ見たら何故か裸踊り始めてたりとかさ」
慧「あははっ! おもしれーなそれ!」
あ、そうだ。
ゆい呼ぼうかな。
幽霊っぽいの出てきた時に俺にくっついてきちゃったりして〜♪
光「なぁ、一人呼んでもいい?」
薮「いいけど…」
早速ゆいに連絡して、フジテレビの前で待った。
ゆいは30分くらいで来た。
『光ぅー!』
光「おっ、ゆい!」
『わー、Hey!Say!BESTの人達だ! 初めまして、ゆいっていいます!』
雄「ちょっ…かわいーじゃん! 誰だよ!」
光「俺の彼女。…あ、高木取るなよ!?」
雄「とらねーよっ!」