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□SEVENSH STORY 0
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「んーと…頭G判定、動態視力E判定か」
ぶつぶつ言いながら何かにチェックしてる。
まるで俺なんて居ないように思ってるみたいだ。
「…おいそこのガキ!降りろ!」
「口は最悪、喧嘩も弱そうだなぁ……」
口を尖らせて頭を掻いていた。
なんなんだあいつ。
「総合、G判定!こりゃ過去最悪だな」
そう言ったと思ったら、いつの間にか俺の真横に立ってた。
「うわっ!」
「うーん…つまり圏外、と」
まじまじと顔を見ながらまた紙に何かを書いた。
マジでイラつく。
チビのくせに…。
「んじゃ!」
自分の用が済んだのか、そいつは身軽に飛び上がった。
金網の上で立ち止まったと思うと、「あっ」と言って俺のほうを振り向く。
「もうあんま調子乗らないほうがいいと思うよ」
「…あぁ?」
かなり頭にきた。
転がってた石を思い切り投げつける。
当たった!
そう思った瞬間、そいつは笑いながら飛び降りた。
同時に石が飛んできて頬をかすめた。
まさか……。
転がった石を見ると、俺が投げた物だった。
「マジかよ……」
呟くことしか出来なかった。