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□SEVENSH STORY 0
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それからもずっと学校サボって喧嘩した。
あのガキにいつか絶対凄いと思わせてやる。
過去最悪?
ふざけんじゃねぇ。
あんな澄ました顔でいられないようにしてやる…。
「俺は……」
殴りながら呟く。
「見下されんのが1番嫌いなんだよ!!」
学校行けば下級生と同じ教室。
みんな俺を見る目は馬鹿にしきった目だ。
うぜぇんだよ。
ずっとサボってばっかだったから留年は確定してた。
それが決まった時点でもう行く気なんてなかった。
ただ、学生って肩書があれば家から少しでも離れていられるから楽だったんだ。
それだけだ。
「マジだっせー…」
ははっ、と笑いが零れた。
失ったものばっかだ。
友達もいない。
家族も信じられない。
ゆいも……。
俺の周りには倒れてる弱い奴らばっかりで…。
「ゆい……」
空を見上げて言った。
その時だった。
後ろから肩を叩かれた。
それが始まりだったんだ。