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□SEVENSH STORY 2
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チームに入れてくれ。
そう言ってからあのチビは、俺の目をずっと見てた。
鋭いとも言えず、でも何か普通とは違う。
なんとも言えない目だった。
そんな2人の間に影が入り込んだ。
視線をその影にずらす。
「…お前……」
そこにはこの間のガキが立ってた。
「よっ。G判定!」
少しムッとした。
まだ言うか。
でも、そいつが入るまでは俺とチビの間には重苦しい空気が確かに流れてた。
そこに何の躊躇いもなく入ってきたこのガキ…。
やっぱりこいつらは、今まで俺が見てきたどんな奴らとも違う。
「なぁ、チビ。頼…」
「お前さ!」
突然、俺の言葉を遮ってガキが口を開いた。
「ダッシュにも勝ててねぇのによくそんな事言えんなぁ」
何も言えなかった。
……俺は無謀なのか?
俺が強くなるのは無理な話か?
「すげぇ大苦戦してたけどさ、ダッシュってこん中で1番弱いかんね」
「え!?」
思わず声を上げた。
1番弱い…あれで?
ガキの後ろでダッシュが「おいジュネス!」と責め立てる。
そんな声にも全く耳を貸さずに、ジュネスと呼ばれたガキは俺を嘲笑うような笑みを浮かべてた。