MESSAGE

□第ニ筆
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緊張感なのか恐怖感なのか、はっきりしない中で玄関まで足を進め、心を決めてドアノブを押した。
「ガタガタッ…」
激しい物音がした。
倒れ込む様になりながらも懸命に支える二人の姿と、フラフラになりながらも笑っている、まさに酔っ払いの様な妹の姿が、扉の裏から現れた。
彼女とその友達が懸命にこの家まで妹を引っ張って来たのだ。
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