2000年の梅雨の晴れ間、私は妊娠23週で手のひらに乗りそうな、小さな小さな双子の娘を生みました。そして、ひとりは此処に、ひとりは出産後7ヶ月で、お空の天使になってしまいました。
私の人生には、それまでも色々な事があったけれど、これほどに足が竦み、どこを見ても真っ暗闇な出来事が訪れるとは思っていませんでした。
やがて、そこから一歩を踏み出さないといけなくなった時、私のまわりには大切なものが沢山あり、その全てに支えられ、照らされているんだと気がつきました。
まるで雨上がりの空に架かった虹のような、煌めく一瞬を見逃してしまわないように…そして、虹の向こうにいる愛する天使にきっと繋がると願って、この先の日々、しっかり顔を上げて、空を見ながら生きようと思いました。
ここは、そんな私のこれからへの、ほんの小さな決意と、つぶやきの場所です。

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