Secret×Lover

□Immoralities…??
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「…カガリは反応が可愛いから…つい、意地悪したくなる……」


「同じじゃないかぁッ!」


「…いや、少しニュアンスが違うから…」


「もう、やだ…」



溜息混じりにカガリが呟くと、アスランは耳元に唇を寄せ、囁く。



「…そんな俺が好きなんだろ…?」



蕩けるように甘く響く、その声。




「ひゃぁッ!そっ、そんなところで喋るなぁッ!!」


ゾクリと躯が震え、首を左右に振る。



「ねぇ…答えて…?」



嫌がるカガリを気にも留めず、更に囁く。


アスランにこうして囁かれると躯が熱くなって、力が抜けてしまう。


「…カガリ?」


諭すように名を囁かれ、泣きそうなくらいに恥ずかしいのに、その声に逆らえなくて。


アスランの望む通りの言葉を唇から零してしまう。




「す、きぃ」





蚊の鳴くような小さな声だったが、その答えに満足したアスランは微笑みを浮かべ一息吐くと、頬を膨らせたカガリがチラッとアスランを窺ってきた。



「…?」


視線が絡むと、恥ずかしそうに俯くカガリが、呟く。


「…せ、んせぃ…は…?」


拗ねたような口調のカガリに、更に笑みを零すアスランは、カガリの顎に軽く指を添えて上を向かせる。





「先生って呼んだから、ペナルティとしてキス一回の刑…」



微笑むアスランは少し楽しそうに言いながら顔を近づける。



「ちょッ…そんなの、いつ決まっ…」


「今、決めた」


「そ…っ、ンっ…ぅ…」





―――再び、重ねられる唇。









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