Secret×Lover

□Immoralities…??
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気恥ずかしさに俯くカガリが、アスランの白衣の胸元部分をキュッと掴む。


「せん、せぃ…」


「…カガリ?」


カガリからアクションが起こるのは珍しい為、どうしたのかとアスランは聞き返す。




「ぃ、今…先生って、呼んだよ…?」



俯いているカガリの顔は見えない。




だが、つまりは、



───キスをして欲しい



…という事───




まさかのおねだりに、アスランも一瞬止まってしまった。




「イケナイ子だな…」



可愛らしく誘うその仕草と言葉に、溜息混じりに呟くアスランだが、顔は嬉しそうに綻び、カガリの滑らかな頬を軽く擦る。


「…んッ…」


擽ったそうに小さく震えるカガリに更に笑みを濃くし、アスランは囁く。


「ほら、上向いてくれなきゃ、出来ないだろ…?」


そう告げられると、少し躊躇うようにゆっくりと顔を上げるカガリ。


視線が絡むと、少し赤かった頬が更に赤くなり、恥ずかしそうに眉を下げ、唇を噛む。


クスッと笑み零しアスランの唇が近づいてくると、カガリはゆっくりと瞳を閉じる


「噛んだままじゃダメだろ?」


吐息が掛かるくらいに、唇が触れ合う寸前の近さで声を掛け、唇を重ねずカガリの唇をペロリと舐めるアスラン。


「…ひゃっ!」


狙い通りに口を開いた瞬間に唇を重ね、カガリの口内に舌を差し込み、逃げられないように、後頭部に手を軽く添え、舌を歯列に這わせゆっくりと舐め上げる。









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