ある日の出来事<日吉編>
+。。+。。+。。+。。+。。+。。+
「若」
「若」
「わーかーしー!」
「まったく…寝てるよこの子。」
人の家に来ていきなり寝るとは…どれだけ疲れてんだ。
「起きないと悪戯しちゃうぞ〜っと…」
そっと触れてみた若の髪の毛はとてもさらさらしてて。
「…無防備すぎでしょー。襲っちゃうよ?」
なんて冗談を言ってみたり。
「何で俺が襲われる側なんですか。」
起きてたんですか,そうですか。
「だって若可愛いんだもん。」
「喜べません。それに…」
「それに?」
「俺が無防備なのは,あなたの前でだけですよ。」
ああもう,そこで微笑むのは反則でしょ?
-------------------
(あんたに勝てる気なんてしない)(俺もです,正直髪撫でられたときドキッとしました)(…この天然たらしめ)(その言葉あなたにそっくりそのままお返ししますよ)