11/14の日記

21:00
小ネタ
---------------
「ごめんね佐助…」

「全然!!寧ろ大歓迎ってやつ?」

「部活休んでまでしなくても良かったのに…」

「大丈夫だって、どうせマネージャーみたいな仕事だし!!」


俺様は幸せ者だ。
大好きな女の子と一緒に帰れるなんて!!

さっきから心臓のバクバクが止まんないよ…!!
そんな心臓のことを悟られぬように平静を装う。


「ねぇ、もっと寄ったら?」

「い…いや、いいです」

「そう…」


い、言えない。
そのせいでシャツが透けてますよ、なんて。

ただでさえ舞い上がっている俺様に見えちゃいけないモノが見えてるのは理性を崩壊させるには十分過ぎる。

…や、ヤバい!!
なるべく気にしないように話しとこう!!


「な、なんで俺と帰ることにしたの?伊達の旦那なら車だから全然濡れなかったのに」

「……佐助が良かったから」

「…え、」

「す、好きな人と、相合い傘ってしてみたかった、からかな…?」


迷惑だった?と涙目で聞く彼女の言葉に俺様は首が取れるんじゃないかってくらい横に振った。




今時相合傘
(遠回しな告白だね)(恥ずかしい!!)





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
佐助と相合い傘です。
ふと思いついたんです。梅雨時にまた訂正して乗せるかもしれないです。


前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ