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□甘えたいお年頃??
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いつだってそうだ
コンラッドは、一枚も二枚もはたまた三枚も俺より上手。
いくら恩返しがしたいと思っても、その隙すら俺には与えてくれない。
何か返せたら....
俺に出来る事はなんだ?
そんな事をコンラッドに言ったら、彼はキラキラした…まるで星がちりばめられたような瞳を細くして、優しく俺に微笑みかけたて言う。
『あなたが俺の側にいれば、それだけで良い...』
と。
やっぱりかなわない。
どうやったって、コンラッドにはかなわない。
嘘。
もうちょっと、敵わないでいたいかな
君に甘えていたいから...