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□プロローグ
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ここにタイトル
座談会1―環×鏡夜×ハルヒ―
環「最初のエンド到達、おめでとう!」
鏡夜「…………」
環「といっても、こんな明らかに初歩的な選択ミスのところには、誰も到達しないかにゃ?」
鏡夜「……………………環」
環「ん?鏡夜、元気がないぞ?…! まさか、昨日食べたカップラーメンを体が拒絶して……!!」
鏡夜「何を訳の分からないことを言っている。それよりも…何なんだこのコーナーは」
環「あれ?言わなかったかにゃ?では説明しよう!このコーナーは、エンドに到達した人に感謝の気持ちを伝えたいという、作者考案の何のためにもならない雑談会だぞ!」
鏡夜「…で、活動内容は?」
環「真白が、どうしてバッドエンドにたどり着いたのか検証していくんだ」
鏡夜「…真白。できれば、間違いは起こさないでくれるか」
環「え〜〜?このコーナー結構楽しそうだし。むしろ選択間違いしてくれた方がいいぞ?」
鏡夜「何故俺が、こんなコーナーに出されるんだ。出すなら光馨を出せ」
環「光馨は、別室で待機しているんだよ。どうせなら、光馨よりハルヒを………ハッ!!」
鏡夜「どうかしたか?」
環「俺としたことが…ハルヒを出さないなんて……!!ハルヒィィ〜〜!!どこだあぁ〜〜!!?」
ハルヒ「ここにいます!!……というか、何なんですか?これ……」
環「おおハルヒ!!来てくれたのか!!さぁ、こっちに座って話そう!!」
ハルヒ「…椅子なんてないじゃないですか」
環「だから、おとーさんの上に」
ハルヒ「結構です。それより、早く帰らないと……」
鏡夜「何か用事でもあるのか?」
ハルヒ「あれ?鏡夜先輩。鏡夜先輩は、なんでこのコーナーに?」
鏡夜「言っていくが、俺は好きで出ている訳ではない」
ハルヒ「でしょうね…」
鏡夜「そんなことより、用事と言うのは何だ?」
ハルヒ「用事というか、実は昨日、お風呂が壊れてしまったので、今日からしばらく銭湯に行くことになったんです」
環「なぬ!?そうか!それじゃあハルヒ、おとーさんと一緒に」
ハルヒ「ということで失礼します」
環「ああ、こらハルヒ!!鏡夜!ハルヒを連れ戻してきてくれ!!」
鏡夜「俺もそろそろ帰るぞ」
環「えぇっ!?おとーさん寂しい……」
***
ハルヒ「いいんですか?鏡夜先輩…」
鏡夜「構わん。それよりハルヒ、俺と一緒に入るか?」
ハルヒ「入るわけないでしょう」
鏡夜「よければ俺の家の浴槽を貸してやってもいいが?」
ハルヒ「…その使用料金はもしや、自分の借金に追加されるのでは……」
鏡夜「俺と一緒に入るならタダにしてやってもいい」
ハルヒ(……鏡夜先輩、環先輩の変態っぽいところが感染ってきてるかも……)
鏡夜「何か言いたげだな?ハルヒ」
ハルヒ「イエ、別に……」
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