妄想小説U*
□●ユウペエス●
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●ユウペエス●
あっけない朝が来ることに、自分は慣れていなかったから?
いつの間に、眠って朝が来ることが怖くなってきて。
眠くないから、いいや。
テラスに出て、夜風に吹かれてそう思ったら、本当に眠れなくなった。
海辺の風は強く、前髪が引っ張られるくらいになびく。
少し寒くて、肩を自分で抱くようにしたら、少しだけ報われる気持ちになった。
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