◆唄◆
□醜心
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それは、ホントに些細な事。
いつも隣に居て、当たり前のように一緒に居て
一番近いと信じられる。
君は私にとってそんな存在。
そして、君にとってもそれは同じ。
だけど、時々不安になる。
すごくすごく近くに居るのに
とてもとても些細な事で。そう、例えば。
3人で居るとき。
君は私に見向きもせずに、もう1人とばかり喋っている。
ねぇ、どうして私に話し掛けてくれないの?
こっちを向いてよ。
ずきん、として泣きそうになる。
私はあなたの一番だよね? 一番近くにいるんだよね?
周りからすれば馬鹿みたいに些細な事。
だけど私には死活問題。
だからお願い。
これからもずっとずっと、一緒にいよう?
嫉妬深くって、ごめんね。