BL小説

□貴方の全てが愛しい
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「なぁ〜、恭弥ぁ」
「はぁ。仕方ないから許してあげる。」
そういうと、さっきまで泣きそうだった顔が笑顔になった。
「なぁ、恭弥。」
「なに。」
「愛してる。」
「///な、なにいきなり。」
「ただ言いたくて。」
貴方の突拍子のない言葉にドキドキする。僕ばかりドキドキさせられるのはしゃくだから、貴方の名前を呼んで、キスをした。貴方は、一瞬驚いた顔をしたけど、次の瞬間には顔が真っ赤に染まっていた。
「恭弥それヤバイ。」
「なにがヤバイの?」
「俺の理性が。」
「学校で手出したら...わかってるよね?(にこっ)」
「恭弥、その顔怖いからっ。」
「クスッ。貴方が、ご飯食べに連れっていってくれるなら手出してもいいよ。但し、僕の家でね。」
「まぢっ!!なんでも食べさせてやるよ。なにが食べたい?」
と聞いてきた貴方はなんだか犬みたいだった。
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