氷帝夢
□二日酔いの朝
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朝起きたら私の隣には同じ職場の後輩である宍戸くんが眠っていた。
ここは私の家で、なんで彼はここに居て寝ているのだろう。
そう考えた途端頭に激痛が走り眩暈がしてきた。
あっやばい
そう思った時には遅く彼の上に倒れてしまった。
彼はんーっと眉間にシワを寄せている。
ごめんね気持ち良さそうに寝てたのに…悪夢にならなければと思いながら身を起こそうとすると腕を引っ張られてまた彼の上に倒れてしまった。
「明日香さん…好きです」
宍戸くんは眼を覚ましていてそう言った。
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