文
□truth
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沙羅双樹の園でお昼寝中の瞬
そこにシャカが来ました
『瞬…?…寝ておるのか…』
寝てる瞬の隣に座るシャカ
シャカは眠った瞬の顔をじっと眺める
『………』
サラサラの髪に、顔も小さく、まつ毛も長いし、おまけに華奢な体付き
本当にこの子は男の子なのだろうか?
否、女の子でないというのは事実なのだが…
『かわいいな……』
瞬の頬に触れながらぼそりと呟いたシャカ
『……かわいくありません。』
バチッと目を開いた瞬は不服そうに言う。
それに一瞬ではあったもののシャカはおどろく
『…?!…起きていたのか…』
瞬は体を起こしながら、少しむくれ顔で
『シャカ…今僕の事じろじろと見てたでしょ?』
僕起きてたんだよ、 と、続ける