文
□truth
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実は瞬は最初から寝て等はいなかったという
瞬が寝かかった途端にシャカが隣へ来てそれに緊張してしまった瞬は、目が冴えてしまった。
しかし、敢えて起きずに寝たふりをしたのであった。
『私は君を見ては駄目なのか?』
シャカがそんな言い回しをするためか瞬は少し動揺し出す
『え、いや…そんな事じゃないんだけど……』
『それなら良いではないか…』
シャカは瞬の腰に手を廻し引き寄せる。
『もう…シャカ……』
少し照れながらシャカの肩に寄り掛かる
『あ、そういえばシャカ……』
『なんだ?』
シャカを見上げる瞬は照れ臭そうに
『でもシャカが人の事をどうこう言うのって珍しいね…』
『どうこう言うとは…?』
『さっき言ってた事だよ!!もう…惚けちゃって…』
瞬は顔を赤くしながら伏せる。
シャカは小さく口元を釣らせた
『…君がかわいく映るのは真実…』
『…えっ………?』
実はひそかに開眼していたシャカであった
そっとシャカは瞬に口付けた
『私の瞳に映るのは…全て真実…』