南受け

□眠る君に化粧を
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日焼けをしているのかと


疑いたくなる白い肌


熟れた果実のように


赤い唇


身長のわりには


細い身体


その全てが大好きだった…


























不二「南…」



恐らく自殺したのであろう南をボクは見つけた。


本当はただ眠っているだけではないのかと思ったけどすぐの放送で呼ばれた。


血は吐いてないから多分大量の睡眠薬を飲んだと推測…というか理解した。だって近くに瓶とペットボトルがあったから。



不二「…南はこうしたほうが綺麗だね?」



まるで人形のようだ。


でも何かが足りない?


そうだ、唇。


赤が足りないんだ。


ほら、綺麗。



南の唇に自分の血を塗ってボクは南のところへ逝った。



end



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