Clap Novel

□とある朝でのひとコマ
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3月の拍手、がくぽルカさんのほのぼのした朝のお話です♪







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・・・どうやら、ルカさんががくぽの髪を弄っているようです・・・

ぽ「・・・ルカさんルカさん」

ルカ「・・・・何?」

ぽ「あー・・・あのさ、髪縛りたいから そろそろ手を休めてもらえない?」

ルカ「・・・別に、今日はオフだし急ぐ理由もないじゃない。てか・・・この長さで髪を縛らずに良く寝れるわね。絡まんないの?」

ぽ「いつもは縛って寝てるよ?ルカがいる時はほどいてるだけで」

ルカ「・・・何それ」

ぽ「え?色っぽく見えるかなって思って♪」

ルカ「・・・自分で言う?」

ぽ「あははっ てかさ、ルカこそ髪縛ったりしないの?あんま見た事ないけどさ」

ルカ「・・・猫っ毛で髪が絡まるし、ボリュームもあるから縛りたくない」

ぽ「お団子とか似合うと思うんだけどなー・・・今度、結ってあげよう「いい」

ぽ「・・・・即答ですか」

ルカ「何でそんないちいち器用なのクソなすび!!別に、縛らなくても私困らないし!!」

ぽ「えー・・・夏とか暑いじゃん・・・それに、いつもとまた違ったルカが見れるし・・・絶対可愛いよな」

ルカ「勝手に想像すんな!!!」

ぽ「ちょっ、痛っ!!そんなに引っ張んないで!!!抜け・・・・・・どうしたのそんなに頬膨らませて」

ルカ「・・・ストレートが良かった」

ぽ「・・・え?」

ルカ「がくぽみたいに、風に綺麗に靡く髪がいい」

ぽ「何で?ルカの髪、俺は好きだよ?フワフワしてて気持ちいいし、何かこう・・・フワっと広がる感じが凄くそそられ「語らなくていい!!!!!」

ぽ「だから髪引っ張るなって!!!何々ルカさん、もしかして照れてるの?可ぁ愛いなも「うるさいこの変態クソなすび!!!禿げろ!!禿げろバカ!!!」

ぽ「いだだだだごめん!!!冗談だってマジで痛いから!!!ちょ、もみあげは駄目だって抜ける!!!もみあげ抜ける!!!」

ルカ「抜けちゃえばいい」

ぽ「真顔で怖い事言わないで!!!」

ルカ「・・・・・・がくぽは」

ぽ「うん?」

ルカ「がくぽは、どうして髪を伸ばそうと思ったの?髪が短いがくっぽいど・・・神威がくぽもいるじゃない」

ぽ「うーん・・・そうだなぁ・・・」

ルカ「マスターに切るなって言われたの?」

ぽ「や。マスターには何も言われてないよ。だから、俺もここまで自由な訳だし」

ルカ「・・・話し方、とか・・・?」

ぽ「うん。珍しいと思った?最初会った時」

ルカ「・・・思わなかった」

ぽ「遠慮しなくていいよ?」

ルカ「本当に思わなかった。最低な人だとは思ったけど」

ぽ「その節は本当悪かったって」

ルカ「反省してるなら自重してよ!!」

ぽ「うーん・・・無理だわ」

ルカ「・・・・・・・・・」

ぽ「ちょ、怖い怖いwww でもさ、今だから言えるけど、実は何度も切ろうと思ってたんだぜ?髪」

ルカ「・・・え・・・」

ぽ「邪魔だしさ、喋り方普通なのに髪の毛それかよって」

ルカ「誰かに・・・そんな事を?」

ぽ「いや。自分で思ってただけだよ。だけど、いざ切ろうってなると どうしても手が動かなくてさ」

ルカ「・・・がくぽ・・・」

ぽ「あ、昔の話だし今はそんな事思ってないからさ。そんな顔すんなって」

ルカ「・・・わたしは」

ぽ「・・・ルカ?」

ルカ「私は・・・その・・・っ・・・切らなくて・・・良かったと思うっ・・・」

ぽ「・・・・ぷっ・・・くくっ」

ルカ「なっ・・・何で笑うのよ!!!」

ぽ「別に変な意味じゃないよ?ただ、俺の髪をそんなに気に入ってくれてるんだなって思って」

ルカ「べっ・・・別に気に入ってなんか・・・!!!ストレートで「ハイハイ、わかったわかった」

ルカ「抱きついてくんな!!!」

ぽ「照れてるの?」

ルカ「照れてなんかないわよ!!!」

ぽ「ああ そう・・・安心していいよ。多分、俺髪切らないから」

ルカ「・・・・え・・・・?」

ぽ「まぁ、激しい運動の時はちょっと邪魔かもしれないけど、また違った反応が見れるだろうし・・・慣れればどうって事なさそうだしな。引っ張ってくるなら手を押さえとけばいいし♪」

ルカ「朝から変な事考えてんな変態!!!!!もう絶対一緒に寝ない!!!」

ぽ「何だよ、自分から来るくせ「ルカちゃーん!!ちょっといいかしらー?」

ルカ「・・・メイコさんだ。ちょっと行ってくる。もう髪縛ってもいいわよ」

ぽ「あー・・・うん、行ってらっしゃい」

ルカ「・・・・行ってきます」


・・・ルカさんがログアウトしました。


ぽ「・・・綺麗、か」

――私も、風に綺麗に靡く髪が良かった

――初めて見た時、髪の綺麗な人だなって・・・思った

ぽ「・・・もしかしたら」



(髪を切れなかったのは、綺麗だと言ってくれる人に逢いたかったからなのかもしれないな)



・・・なんてロマンチックな事を思った、穏やかな朝のお話。






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この2人は話しだしたら止まらなさそう(笑)

あくまでうちのサイトのがくぽルカさんの話ですが(´ω`)










 

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