Clap Novel
□7月拍手まとめ
3ページ/3ページ
がくぽ誕生日編のオマケ、といいますか・・・ぶっちゃけこっちが書きたかったry・・・ゲフンゲフン。
内容は誕生日編の裏側・・・裏側ですねハイ。
そこまで酷くはありませんが(管理人そんなに書けないので(汗))一応危険な香りのする描写が多くなるので、苦手な方はバックキーでお戻り下さい。m(__)m
仕方ない、読んでやらぁ!!!て方はこのままスクロールどうぞ〜(´ω`)
尚、読んだ後の苦情等は一切受付けませんので悪しからず。
ではでは・・・・
***********************
「・・・んっ・・・んん・・・っ・・・」
暗いがくぽの部屋に響くのは、ルカのくぐもった声だった。
互いの口からは熱い吐息が漏れ、どちらのものともつかない唾液が糸を引いては、顎を伝って流れていく。
何度も何度も、貪るように唇を奪われたせいで体に力が入らない。
ついでに、頭の中は靄がかかったように霞んで、自分の置かれている状況がイマイチ理解できなかった。
・・・遠くで、風鈴の音が鳴っている。
ふとそんな事を思い、彼女は緩慢な動作でゆっくりと顔を上げた。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・ぁ・・・」
肩を上下させ、必死に呼吸をするルカ。
「・・・いい表情をしてるな。凄く・・・そそられる」
碧の瞳が自分を捉えて、再び落ちてきたのは・・・蕩けるように甘い口づけ。
「・・・ふ・・・んっ・・・んぅ・・・」
度重なるキスの合間に、ルカの体は布団の上に横たえられていた。
霞む意識の中、彼女は先程までの事を思い出す。
確か、がくぽにもう少し素直になって欲しいと言われて、それで・・・
「ぁ・・・がくぽ・・・がく「ルカ」
ルカは切れ切れに言うが、その言葉はさえぎられてしまう。
がくぽは彼女に覆い被さったまま、耳元でこう囁いた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・したい」
「・・・え・・・んっ・・・ひぁあっ・・・」
抗議の声をあげたルカだが、それはすぐに甘いものへと変わる。
がくぽは有無を言わさず、彼女の耳に自分の舌を這わせたのだ。
ネットリとした、生暖かい感触が耳を伝い、首筋へと降りていく。
「ん・・・はぁっ・・・まっ・・・待ってがくぽ・・・んぁっ・・・」
このままでは、抵抗の余地なく事を進められる・・・!!!
心のどこか、そう思ったルカは手を必死に伸ばしてがくぽの・・・綺麗な、紫色の髪を掴んだ。
「・・・・・・ルカ」
どこか不満げにがくぽは言う。
1つに纏められていた筈の髪はいつの間にかほどかれていて、その髪が無造作に流れる様は実に艶かしい。
・・・ああ、コイツ本気だ。
ルカは思ったが、自分にも言いたい事がある。
時計を確認すると、後5分で日が変わるところだった。
「・・・がくぽ・・・」
この男に組み敷かれている以上、彼女は動く事ができない。
ルカはがくぽの名を呼び、手を伸ばした。
その手を、彼の大きな手が優しく包み込んでくれる。
彼女は微笑み、そのまま自分の方へとがくぽを抱き寄せた。
「・・・・ルカ?」
「・・・・ありがとう」
彼の耳元、小さな声でそうルカは囁く。
「傍にいてくれて・・・ありがとう。生まれてきてくれて・・・ありがとう」
言いたい事は沢山あった。
こんな自分を支えてくれて、一緒にいてくれる事。
・・・愛して・・・くれている事。
がくぽがいなければ、自分はこんな風にはなれなかっただろう。
そして、これからもずっとずっと一緒にいて欲しい。
「・・・どこへも行かないで。ずっと、私の傍に・・・私を「当たり前だろ」
さえぎられたルカの言葉。
抱き寄せていた手を離せば、がくぽの優しい瞳と目が合う。
「・・・ありがとう、ルカ。俺は、どこにも行かない。それに・・・俺はもう、お前だけのものだ。だから・・・」
その言葉に、ルカの目が大きく見開かれた。
「もう・・・いい・・・?」
熱を帯びたがくぽの視線が彼女を捉え、絡ませた手には力がこもる。
「・・・・うん・・・・」
続けて囁かれた、彼の掠れて色っぽい声がルカの聴覚を犯していく。
彼女は微笑み、言った。
「・・・・いいよ。きて・・・・がくぽ」
まるで、その言葉を待っていたかのようにがくぽはルカの身体に触れる。
彼女の身体は、一瞬で彼・・・がくぽの薫りに包まれた。
ルカの真っ白な肌は、彼の舌と手によってなされる巧妙な愛撫で、たちまち紅に色を変える。
「・・・いっ・・・あ・・・がくぽ・・・がくぽ・・・んぁああっ・・・」
「・・・っは・・・ルカ、ルカ・・・ルカ・・・っ・・・」
部屋に響く、愛しい人を呼ぶ男女の甘い声。
その声は夜が明けるまで、ずっと、ずっと続いていた。
(翌日、2人揃って寝坊しました)
***************************
深夜クオリティ&愛の詰め過ぎで表の話よりも内容が濃くなってしまったというのはナイショww
・