テニプリ

□氷帝学園バスケットボール部
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「宍戸さん…ついにこの時が来ましたね」

「長太郎…手加減はしねぇぞ」

「侑士だからって容赦しねぇぞ!」

「何や、えらい気ぃ入っとんな、岳人」

「日吉、俺様に勝てると思ってんのか、アーン?」

「下剋上です」

鳳と宍戸、岳人と忍足、跡部と日吉の間に火花が散る

何故こんなことになっているのか?

数分前に遡る…


―――――――――――――――


氷帝学園テニス部部室にて…

「飽きた」

「「「「は?」」」」

雨のため、筋トレをしていたレギュラー陣に、岳人が呟く

「何か最近、筋トレばっかじゃん

ちょっとは体を動かす練習、しようぜ」

「無理やわ、岳人

外は雨降っとるんやからテニスは出来んし……」

そこで忍足は考え込む

「向日先輩、忍足先輩の言う通り、今日は筋トレくらいしかすることないですよ」by日吉

「そうだぞ

お前は一番体力無いんだから、ちゃんとやれよ」by宍戸

「室内とか体育館で出来る部活だったら良かったんですけどね」by長太郎

「何言ってんだ、鳳

テニス部なのが気に入らねぇのか?」by跡部

パンッという手を打つ音と共に、忍足がニヤつく

「……良えこと思いついたで」

みんなの視線が忍足に集まる

(また変なこと思いついたんじゃ…(汗))

R陣の脳内にいつかの(ある日の氷帝学園参照)出来事がかすめる

「テニス部やなければ良えやん」

爽やか笑顔の忍足

「イッペン逝きますか?(黒笑)」

爽やか笑顔の長太郎

そんな長太郎の笑顔に冷や汗を流しながら、忍足は続ける

「せやから、テニス以外のスポーツをやれば良えってゆー話や」

「忍足…何でそうなる…」by跡部

「元々、テニス以外のスポーツを出来る人、いるんですか?」by日吉

「バスケだったら得意だぜ」by宍戸

「身長的に俺が有利ですけどね」by長太郎

「俺だって!

ジャンプじゃ誰にも負けないぜ!」by岳人

「ほなバスケに決定な」by忍足

((なんか丸めこまれた?(汗)))

忍足以外のR陣はため息をついた

「チームは…」

「跡部さん、別のチームになりましょう(下剋上だ!)」by日吉

「フッ

良いぜ、だが勝者は…」by跡部

「長太郎!

俺の瞬間移動(ダッシュ)とお前の身長(タッパ)、どっちが凄いか決着つけようぜ」by宍戸

「宍戸さん…(目をウルウル)

分かりました、宍戸さんが決着をつけたいなら…」by長太郎

「ほんなら俺らは別のチームやな、岳人」by忍足

「望むとこだ!」by岳人

「跡部チームは跡部、岳人、鳳

忍足チームは俺、宍戸、日吉で良えな」
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