06/26の日記

23:46
テスカトリポカ
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アステカ文明では、二柱の神によって世界が作られたと言われる。
太陽神ケツアルカトルと邪神テスカトリポカ、この二神が太陽の座を奪い合って、争う事によって、世界は創成と破壊を繰り返した。

今、現在の世界は4番目に作られた世界。
太陽神の座はケツアルカトルになったが、対立は続いていた。

そこで、テスカトリポカが悪巧みをして、ケツアルカトルを都から追い出す計画をたてる。
その方法が・・・・ケツアルカトルに酒をいっぱい飲ませる!
まぁ、なんていうか、普通の作戦なんだけど(汗)。
ところが、ケツアルカトルさん、酔った勢いで妹と寝てしまう(!)。
そんな訳で都を自主的に追放される。

人間に火の使い方を教え、知恵を授けた善神がそんな事で失脚するなんて・・・・。

まぁ、悲惨な神話なんだけど、10世紀くらいの話だそうだっ!
神話なのに、意外と歴史が浅い(汗)。
でも、それだけ、ヨーロッパと新大陸の文明の差が離れていたという事なんだけど。

この神話が、後の悲劇に繋がる事になるんだけど、それはまた、別の話・・・・。

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