07/05の日記

16:31
逢魔時
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昼間から夜へと変わる時間帯。
次第に、景色がぼやけ輪郭を失い、闇に溶けていく。
「そこにいる彼は誰?」
そんな時間を、誰そ彼=黄昏時という。
雅やかで、なんかロマンティックな響き。
だけど、もう一つのこの時間帯の呼び方が逢魔時(おうまがとき)。
または、大禍時(おおまがとき)という。
前者は魔と逢う時間帯という意味で、後者は不吉な時間帯という意味。
まぁ、どちらも黄昏に比べるとかなりネガティブなイメージだ。

ところで、何故、その時間帯に魔と出会うんだろう?
つくづく日本の言い伝えには、説明のないものが多い(汗)。
第一、魔物が1番力を発揮するのは、夜(夜中)のはずだ。

ヤコの勝手な想像だと、人の時間と魔物の時間の境目で、人は魔に出逢うというのは、単に夜闇に紛れて見えなくなる魔物を一瞬だけ、人が見いだせるという事なのかと。
そして、夜が訪れれば、魔物は人には見られず、夜闇に潜んでいる。

夜の一人歩きは避けよう(こんな結論でいいのか?)。

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