リリなの小説(短編)

□大人の秘め事
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《スバル編》

真夜中の六課宿舎内にて

「ん……」

エリオは異変を感じ目を覚ました

「あれっ、起きちゃった?」

「えっ?スバルさん……?」

目を覚ました先にはこの時間帯には部屋に居るはずのないスバルがエリオの体の上に馬乗りになっている姿が確認出来た

「な、何でここに居るんですか!?」

「ん〜なかなか寝付けななくてさ、エリオの所に遊びに来たの」

突然の事で驚くエリオを余所にスバルは笑顔でそう答える

「遊びにって……一体何をするんですか?」

「何って……夜這いに来たんだよ」

「えっ!?」

スバルの発言に思わず耳を疑うエリオ

「じょ、冗談ですよね……?」

「冗談じゃないよ。本気だよ」

スバルの言葉を信じられず恐る恐る問い掛けるエリオだか彼女の表情は真剣そのものだった

「も、もう帰って下さい……えっ!?」

スバルの態度に帰って貰おうと起き上がろうとしたが起き上がれず、それどころか力で押さえ付けられてしまい身動きがとれなかった

「私ね、もう我慢出来ないんだ。だからねエリオの頂戴」

「や、止めて下―んんっ!?」

制止の言葉を言い切る前にスバルに遮られるエリオ

エリオの唇がスバルの唇で塞がれていた

いわばキスである

「んっ……ふっ……んっ」

スバルは角度を変えてエリオの唇を貪ってゆく

「んっ、んっ、んちゅ……」

やがてエリオの口の内に舌を入れて絡み合わせる

「んちゅ…んっ…んんっ…」

絡み合う水音がエリオの耳にこだまし

「ぷは……」

「はあ…」

お互いに唇を離した、離した間に白い糸がツーと伸びていた

「えへへ…キスしちゃった」

嬉しそうに微笑むスバル

「もう、いいですよねスバルさん……」

キスで満足してくれるだろうと思い言うエリオ

「まだだよ。これからだから〜」

スバルはおもむろにエリオのパジャマに手を掛けて脱がし始める

「や、止めて下さい……」

エリオは必死に抵抗するがそのたびにスバルからキス攻撃をされてしまいなすがままの状態になってしまう

そして━

「あっ……」

あっという間に下着姿にされてしまうエリオ

「うふふ〜、スベスベだね〜」

エリオの肌を見つめて嬉しいげに指を這わせるスバル

「スバルさん、もう……止めて下さい……」

スバルの行動に恐怖心を抱き懇願するエリオ

「あっ、そっか。一方的じゃ不公平だよね」

スバルはエリオの懇願を勝手に解釈して服を脱ぎ出した

「スバル……さん……?」

エリオは服を脱いでいるスバルを止めたかったが目の前の光景に声が出なかった

「どうかな?私の身体は」

服を脱ぎ終えて一糸纏わぬ姿になるスバル

「えっ、えっと……」

「流石にフェイトさんには負けるけど、なかなかでしょ?」

スレンダーな体型に締まったくびれ、女性的な豊満な胸とお尻がエリオの視線を釘付けにした

「綺麗です……」

「ありがと」

エリオの素直な感想に微笑むスバル

「…………っ」

「ドキドキしてる?」

「し、してますよ!」

「私もしてるよ。ほら、触ってみて」

「わっ!?」

スバルはエリオの手を取り自身の胸に持って行き触れさせる

「ドキドキしてるでしょ」

「う、うん……」

エリオはスバルの心音と胸の柔らかさが手のひらに伝わっていく

「いいよ、好きに触っても」

もう片方の手を取り胸を触らせてエリオに愛撫を促すスバル

「は、はい……」

エリオは恐る恐るスバルの胸を揉み始める

(す、凄く柔らかい……)

エリオは自身の手のひらに女性特有の柔らかさを感じつつも壊れ物を扱うように揉んでゆく

「んっ……あっ……」

エリオの愛撫に甘い吐息を漏らすスバル

「ふふっ、エリオ胸揉むの上手だね」

「そ、そうなんですか?」

「うん。まるでこういう事したような感じ」

「そんな事……」

スバルの言葉にエリオは視線を逸らした。

事故とはいえキャロの胸を触った事は覚えているのだった

「次は私の番だね」

スバルはおもむろにエリオのパンツを脱がす

「ちょ、ちょっと!?」

「わっ……」

エリオは自身のモノが露出されて慌てて声を出すがスバルは釘付けになっていた

「凄い……こんなに大きくなってる……」

「す、すみません」

スバルの呟きに慌てて謝るエリオ

「ううん、いいよ。私でこんなになってくれるんだ嬉しい……んっ」

「あっ!」

謝罪を気にせずにしてスバルは歓喜の笑みでエリオのモノに手を添えて舌を這わせる

「んっ……ふっ……」

「うくっ!スバルさん」

スバルはエリオのモノを舐め上げて口内にくわえ込んだ

「んっ、んっ」

「うあっ!」

スバルは一心不乱にエリオのモノを攻めあげる

「で、出ちゃいます……うああっ!!」

「んぶっ!?」

エリオはスバルの攻めに耐えきれずに限界に達してしまい口内に精を放った
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