極上小説
□楽しいこと
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和泉 香です
今日は休日
奏様の為に手作りクッキーを持って極上寮に遊びに来たのはいいけれど…
あいにく奏様は朝から出掛けていて留守
仕方がないのでりのの部屋でゆっくりしています
「和泉さ〜ん。クッキー美味しいです」
「はいはい、ありがとう」
美味しそうに私のクッキーを食べてるりの
「はあ…」
せっかく気合入れて作ってきたのに…
もしいたら…
「あら、私の為に?」
「はい。奏会長の為に作ってきました」
「ありがとう、何かお礼しないとね」
「いえ、そんなつもりじゃ…」
「さあ、私のそばにきて…」
「あっ…、奏様…」
奏様の腕の中に包まれる
「ふふ、可愛いわ和泉さん」
「そ、そんな事ないです////」
褒められ私の顔は赤くなる
「今日はこのままでいてね、和泉さん」
「はい。奏様〜」
そんな事を想像していたら
「あ〜、美味しかった」
「えっ!もう食べたの?!」
りのの声で我に返り、りのの方を見ると…
すでに空になったお皿が…