〜大魔王パコブルーと伝説の戦士達〜
□うそうそ!神様召喚!?
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イエロー「あれ!?浮いてる?っていうかこれもしかして…シールドボールの中?」
くろっち「よかった…。」
イエロー「もしかしてくろっちが助けてくれたの???でもぬれぞうきんのシールドじゃなかったし…。」
くろっち「俺様は一応魔族だからな。トゥーラがなくたってどんな魔法も余裕で使える。今みたいに集中できていれば、トゥーラ以外の魔法だってしっかり唱えられる。」
イエロー「そっか。じゃ、ありがと。」
くろっち「あぁ。」
闇のブラック「そこー!ラブラブしてるんじゃありません!」
シューっ
闇のブラック「えーい!ミラクルワールドーッ!!!!!」
くろっち「バ、バカっ俺様まで巻き込むなぁーッッ!!!!」
一同「きゃー!」
inミラクルワールド幻覚ボール
パープル「闇のブラック、この魔法陣の効果は??」
闇のブラック「えっとね、魔法陣の教典によると、敵をラブラブな幻か、恐ろしい幻に包
んで足止めする魔法陣らしいよ。」
くろっち「俺様は敵じゃないだろー!!」
闇のブラック「だってー、あたし達だけ戦ってて、くろっちは戦ってないんだもん!」
くろっち「悪かったよ。」
イエロー「っきゃーッッ!落ちる!」
グリーン「イエロー!?今助けに…」
くろっち「イエロー!」
がしっ
イエロー「くろっち!……なんか、助けてもらってばっかりだね。」
くろっち「気にすんなよ。よいしょっと。」
ピンク「え!」
オレンジ「あれは・・・」
レッド「お姫様だっこ!!!!?????」
パープル「くろっちってあんなキャラだったかな・・・・?」
ホワイト「もっとオクテだったと思うんだけど・・・・」
くろっち「イエロー、可愛いな。」
イエロー「えーっ!?(うー。くろっちなんか変)」
くろっち「・・・・」←無言の微笑み
イエロー「(っていうか、くろっちもこーやってみると美形よね。いや、こーやってみなくても美形だけど・・・・・)////////」
くろっち「どうしたイエロー。顔が赤いぞ。」
イエロー「え!??いや、そんなことは…。暑いからだよ。暑いから!!!
っていうか降ろしていい!重いでしょ/////////」
くろっち「全然。…イエロー、お前おれのこと好きだろ。」
イエロー「はぁ?…あたしあんたみたいなバカは嫌い/////」
くろっち「好きって顔に書いてある。」
レッド「そーいえばイエロー、バカが好きだって言ってたなー。」
くろっち「やっぱりな。」
イエロー「嫌い!嫌いだって///////好きだとしてもくろっちは嫌!!!」
ピンク「イエロー照れてるよね☆」
くろっち「イエロー、キスでもすれば素直になるか?」
イエロー「きゃー!助けて〜/////////」
ぼわんっ
闇のブラック「いい夢見た?悪い夢見た?皆さん、お帰り!」
レッド「イエロー、ドンマイ!」
くろっち「イエロー…悪かった、あんなつもりじゃなくて、その、別に俺はなんもしようとも思ってなくて…」
イエロー「…別に怒ってない、から・・・・操られてただけでしょ。わかってるよ。」
くろっち「あぁ。」
イエロー「くろっち、もしこれから私にキスするようなことしたら、あたし、あんたみたいなバカを嫌いになる。」
くろっち「あぁ。」
イエロー「あたし今日、初めてキスを迫られたなー。」
くろっち「え?」
イエロー「まだキスしたことないんだよねー。」
くろっち「(ホントに!?)」
大魔王パコブルー「くろっち、輝いてるよ、あんた。」
イエロー「いくらあたしが鈍感でもわかったわよ。…あんたは、私のこと好きでしょ!!」
くろっち「・・・え・・・・っと、」
イエロー「なーんて、まさかね。あたし好きな人とか今まで一度も出来たことないんだよね!だから一生つくらないつもり。
だからあんたが誰を好きとかそーいうのキョーミないからっ!」
くろっち「・・・イエロー!俺がお前をどう思ってるかは言わないでおく!でも、これだけは言える!俺はお前がホントに可愛いと思う///////////」
イエロー「そーですか////か、関係ないもんね!」
ホワイト「イエローもわかりやすいんだね。」
パープル「知らなかった。」
ピンク「いやぁ、満足満足。あっぱれじゃ。」
レッド「ピンク、キャラ違うよ。」
ピンク「へへっ☆今日は楽しかった!」
グリーン「まだ終わってないよ!」
オレンジ「・・・みんな!あのさ、さっきから気になってたんだけど、ここって…」
レッド「ぎゃひ!そうだよ、ここはもしや、さっきの広間じゃない?シュギの洞窟の!!!」
パープル「いつの間に???」
闇のブラック「あー、たぶん、ミラクルワールドの中に入って、時空を旅しちゃったんだと思う。一種のミスだね!」
一同「サーっ・・・・・・・・・・・・(戻ってこれたのは奇跡だ…)」
くろっち「作戦失敗だーっ!!!」
大魔王パコブルー「さ、くろっち、トゥーラの輝きはあきらめるよ。別にぬれぞうきんのとトゥーラ、強力にしなくていいじゃん。」
くろっち「う。」
闇のブラック「あれ、ごんちゃん、消えた!忘れてたー!!!」
ごんちゃん「いるよ?透明になってみんなを見てるの!」
ホワイト「疲れた―!ごんちゃん!!疲れたからここにベッド出して―。」
オレンジ「・・・ていうか、やっぱ仲間足りない―!仲間下さいよー」
グリーン「戻ってきてよ、二人とも―!!!」
大魔王パコブルー「無理―!めんどくさい!!」
闇のブラック「闇魔法気に入ってるし、ヤーだ!」
ごんちゃん「ならプレゼントにこの人を送りましょう!」
ぷわーん
ホワイト「なんか飛んできた!くろっちの後ろの方向から!!!」
くろっち「わー!」
*「ぶつかる!」
ぶわっ
くろっち「痛くない…!?」
ライトブルー「どーも、伝説の戦士、吹部レンジャーの10人目の仲間でーっす!!!
でも、お金稼ぐためにアルバイトでやるので期限があって、ひと月の間だけ…ということになります!」
イエロー「よろしく!トゥーラは???」
ライトブルー「えっとねー、なんだっけ?」
ごんちゃん「浮遊のトゥーラと、雲使いのトゥーラ!」
ライトブルー「そーだった!私ね、2つトゥーラ持ってるの♪」
ピンク「よろしくー★」
闇のブラック「仲間増えちゃった!!!」
くろっち「くそぉっ!ひとまず退散だッ!!!」
ライトブルー「じゃ、送ってってあげる!・・・」
ふうぅっ!
くろっち達「わっ」
ライトブルー「雲に乗るの気持ちーよ!じゃーね♪」
オレンジ「すごいこの子、一種の天然だ・・・」
グリーン「人を横目で見るのやめてくれるかな、オレンジ。」
レッド「だって天然と言ったらねぇ。」
ホワイト「ま、これで任務かんりょー!」
パープル「無事に終わってよかった!」
レッド「じゃ、学園に戻ろう!!!」
…さて、ほんとに何事もなく無事に終わったのでしょうか。
この出来事であるレンジャーの心に、ある変化が表れたのは言うまでもないでしょう。
イエロー「ん。帰ろう・・・・・・///////」