勇者ユーシーー導かれし者達ー


□おてんば姫の脱走
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こんにちはー!
あたしアリーナよ。
サントハイムのお姫様!!
・・・だけどお姫様ってホント退屈!!

はあ。。。

クリフトと遊んで来よー。

アリーナ「おーい、クリフトー!!」
クリフト「姫様!?」
アリーナ「遊びに来たよ!」
クリフト「・・・遊びに来たじゃありませんよ。
そろそろ数学の先生がいらっしゃるころですよ。」
アリーナ「きょ・・・今日は先生こないって言ってたよ。」
クリフト「私は聞いてません。
もし先生がいらっしゃらないのなら、かわりに私が数学を教えて差し上げましょうか??」
アリーナ「・・・クリフトの意地悪〜〜!!!
いいわ、あたし旅に出るんだから!!」
クリフト「ひ、姫様!!??」

王「アリーナよ、ブライとクリフトから聞いたのだが、旅に出たいと言っているのは本当か??」
アリーナ「う・・・嘘に決まってるじゃない!!」
王「ならいいのだが・・・。
決して旅になど出てはならぬ!!」
アリーナ「は、はいお父様。。。」

う〜!!だれも理解してくれないの?いいわ、壁を蹴破ってでも外に出てやるわ。

せーの!!

がっしゃーん!!

アリーナ「なんだ、結構ボロかったんじゃないの。
さてと、サランの町にでも行こうかな。」
ブライ「姫、お待ちを。お助け致しますぞ。」
クリフト「お待ち下さい、姫様。
及ばずながら私もお供いたします。」
アリーナ「え〜!!何で来ちゃうのよ〜〜〜。まあいいわ。けど、絶対足を引っ張らないでよね。」

こうしてアリーナ、クリフト、ブライは、旅に出るのだった。
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