勇者ユーシーー導かれし者達ー


□トルネコの夢
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ワタシの名前はトルネコです。
よく天然と言われるのですが、そんなに太平洋でとれるブリに似ているでしょうか?
ちなみにワタシの夢は、妻と一緒にエンドールに出店することなんです。
そのために今は出店のための費用を、故郷レイクナバの町にある小さな武器屋で稼いでいるんです。
っと言ってもお給料は1日120ゴールドぐらいなんですが・・・(少)

ネネ「おはよう、あなた。」
トルネコ「おはよう、ネネ。」
ポポロ「おはよう!お母さん、お父さん!!」
ネネ&トルネコ「おはよう、ポポロ。」
ネネ「はい。これお弁当!がんばってね。。。」
トルネコ「ありがとう、行って来るよ。」
ポポロ「「行ってらっしゃい!!」

店主「遅いぞ、トルネコ。ところでエンドールに出店したいってこと、ネネさんには言ったか?」
トルネコ「え?エンドールに終点??なんですか、ソレ。」
店主「・・・出店だ。ばか。ちゃんと聞いとれ。」
トルネコ「あ!そのことでしたか。いやぁ、すいません。まだ言ってないです。」
店主「まったく。早めに言っておくんだぞ。」
トルネコ「はい!
じゃあ、早速仕事始めましょう!!」

旅人A「こんにちは。ここは武器屋かね?」
トルネコ「はい。」
旅人A「品物をみせてくれるかね。」
トルネコ「はい。」

|ーーーーーーーーーーーーーー|
|・こん棒    100ゴールド |
|・銅の剣    150ゴールド |
|・聖なるナイフ 200ゴールド |
ーーーーーーーーーーーーーーー

旅人A「うーん。じゃあ聖なるナイフもらえる?」
トルネコ「えーっと、200ゴールドです。」
旅人A「はいよ、200ゴールド。」
トルネコ「ありがとうございます。ここで装備しますか?」
旅人A「そうするよ。ありがとな。」

店主「おい、トルネコ。」
トルネコ「はい!」
店主「今日はおしまいだ。
ほら、今日の給料だ。」
トルネコ「120ゴールドですね。ありがとうございます!!」
店主「そういえば、宿屋のおっちゃんがおめーに話があるって言ってたぞ。」
トルネコ「あ、行ってみます。」

〜宿屋〜
宿主「おー来た来た!!
おめーに話があるんだ。
噂だがなぁ、この町の北の半島にある洞窟によぉ、鉄の金庫っつう宝があるらしいんだよ。
エンドールに出店するつもりならもってたほうがいいぜ。」
トルネコ「なんで持ってるといいんです?どんな物なんです??」
宿主「まぁ落ち着けって。えーっと確か、自分が死んだときも金が減らないらしい。だからおめーに必要かと思って。」
トルネコ「へえ〜。
でもそれって『宝』っていうんでしょうかね〜。」
宿主「あっはっはっは!!まぁたおめーは変なこと言いやがって。」
トルネコ「だってお金なんかゴールド銀行に納めときゃいいもんなんですよ?」
宿主「ま、おめーにしちゃぁ、そんな物なのかもしれねーな。」
トルネコ「わっはっはっはっはぁ!ワタシには到底価値などわかりませんよ。」
宿主「そうだな。時間つぶして悪かったな。じゃ、またな。」
トルネコ「いえいえ。それじゃ。」

ネネ「おそい!心配したでしょ。ポポロはさっきまでアナタの帰りを待ってたのよ。」
トルネコ「悪いなネネ。宿屋のオヤジと盛り上がっちゃって。」
ネネ「次は気をつけてね。」
トルネコ「はい☆」
ネネ「うふふ。」
トルネコ「・・・そうだ、ネネ!!!」
ネネ「なに?」
トルネコ「実はワタシは、エンドールに出店しようと思うんだ。」
ネネ「それはいいわ!!私、アナタがいつかそう言うと思ってたわ☆」
トルネコ「そのために今日から旅に出る!」
ネネ「そうね、お金必要だものね。いってらっしゃい!!!」
トルネコ「ありがとう。すぐ戻るからな〜。。。」
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