□だるまの顔
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「ミヤ〜」
部活も終わり、後片付けをしている途中に録と白春が手に何かをもってミヤの方へ歩いて来たのだ。




どうやら今はもう使われていない部室に置いてあったのだろうか、禄はだるまを持っていた。









「先輩、何スかそれ」





「だるまング」



見りゃわかる。
問題はそのだるまの顔にはびっしりとガムテープが貼ってあり、だるまの顔が見えないようになっていたのだ。





「なんかおかしい気(`皿´)」




「……ガムテープ、剥がしてみません?」




「おっ、ミヤナイスアイデアング」



「じゃあいく気〜」













ビリッ



ガムテープを剥がすと、だるまの顔の中には子供の顔が入っていた。










だるまの顔














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