TWO
□最新情報
1ページ/9ページ
「たった一泊二日でよかったのか?」
帰りの飛行機の中で、クラピカが尋ねた。
『十分だよ!クラピカと初めて旅行して色んな物見れて、すっごく楽しかった!』
最高に満足そうな顔で笑うリン。
「そうか。ならば今日のお前の誕生日はどこか外に食べに行こう」
『家でいいよ!少ない休みなんだし、クラピカとたまには並んで台所に立ってみたい!』
リンは頬を染めて嬉しそうに言った。
いつまで経ってもクラピカにドキドキして、ちょっとした事が嬉しくて、始めの頃と変わらず初々しいままのリン。
二人はまた長い移動を経て、ようやく自宅へ戻ってきた。
・