S-STORY

□シュナイゼル様の憂鬱
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シュナイゼルは兄弟達が居なくなるのを確認して、顔を背けているルルーシュの顎にそっと指を絡ませて自分の方に顔を向かせた。
「あ、兄上…わたしはそんな意味で兄弟達を見ていたわけでは…」
「"そんな意味"とはどんな意味だい?私に教えておくれ…ルルーシュ?」
ピシャリと自分の言った言葉の裏をかかれルルーシュは恥ずかしさの余り顔を真っ赤にした。
そしてそんなルルーシュを見たシュナイゼルはルルーシュの耳元に口を近づけてそっと囁いた。
「もし私が君を見ているような感情で彼らを見ているようなら……赦すことは出来ないよ?ルルーシュ」
シュナイゼルはクスリと小さく笑いルルーシュの耳たぶをそっとはみ、そしてゆっくり舐めあげた。
「はあっ……ん!!!」
ルルーシュは一気に全身の力が抜け、シュナイゼルの右手に支えられる形となった。クスクスと小さく笑うシュナイゼルはテラスにあった椅子にルルーシュをゆったりと座らせる。

このテラスは宮殿の最上階に絶対に覗かれないプライベートテラスで皇族しか出入りできないようになっている。そしてシュナイゼルは入る時入口の護衛に誰が来ても入らせるなと強く命令しておいたのでこれ以上だれも入ってくる心配もなかった。


先程耳たぶを舐められただけで全身に血がいきわたってしまっているルルーシュはもう息をあげて、潤んだ目てシュナイゼルを見上げていた。

「で?ルルーシュ?"そんな意味"とはなんだい?」
なおも必要に質問してくるシュナイゼルにルルーシュは困ったり赤くなったりの百面相を続けていた。
いつまでも答えないルルーシュにシュナイゼルはクスリと笑って

「でわ私がルルーシュをどんなふうに見ているか、たっぷり身体に教えてあげよう……」


そう言ってシュナイゼルはルルーシュの唇に触れるだけのキスをした。

「……!」

その瞬間ルルーシュはピクリと敏感に反応し、潤んだ瞳でシュナイゼルを見つめた。
「シュナイゼル兄上……!」
「ふふっ…まだ唇が触れただけなのルルーシュの敏感なところはこんなに反応しているんだね?」
と、シュナイゼルはルルーシュが着ているシルクのシャツのうえから少しだけ硬くなったルルーシュの乳首を親指で軽くこねた。

「!!!!!………っはん!………く………あに………うえっ!!!やめ………っ!!!!!」


「私に嘘をついてはいけないよ……?ルルーシュ。ほら…どんどん硬くなってきているじゃないか?」

最初は軽く遊ぶようにこねていた乳首を今度は抓るように弄んでいた。


「あぁっ!!!はっ…………!!!あ、に………うえぇ………!!!」

息絶え絶えにルルーシュの愛らしい鳴き声が聞こえてくる。
シュナイゼルはその声にうっとりとしながら今度は服の上からルルーシュの硬くなった粒を舐めていった。
ルルーシュの服は唾液を含み、うっすらと綺麗なピンク色の粒が透けて見えてきた。

「ああっ……ん!!!あに……うぇ!!!!そこばかり………いや………!!!」

それを聞いたシュナイゼルは執拗に舐めていた乳首から唇をはなし
「やっと素直になってきたね……?ルルーシュ…私にして欲しいことは、全部君の愛らしい口で私にお願いするんだよ?」
と、先程の触れるだけのキスとは違う、舌を深く絡ませるような熱いキスをルルーシュにした。


「うっ……!!!ん…はあ…っひあ………!!!」


チュッ…クチュッとテラスに淫猥な音が響く。
そして熱いキスをして何分後かにシュナイゼルはルルーシュに聞いた。


「私のことを"どういう意味"で見ているんだい?ルルーシュ」

そしてルルーシュは少し息を吸い込んだ後に「愛してます…!兄上……貴方にならどんなことをされても喜んでしまいます…例えばこんなことでも……」

そういってルルーシュは自分からシュナイゼルに熱いキスをした。




『ああ…ルルーシュ!!!君はどれだけ私を魅了するんだ!!!私の誰よりもなによりも大切な………タイセツナ………私の義弟よ………!!!』



END
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