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□天使のくれた時間
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デビュー前からつきあっていた

お互い愛し合っていた。
デビューしてから汚くなっていく自分に嫌気がさす。純粋な変わらない彼女といられなくなる。

綺麗なアイドルと浮気。
見られる。家に来ることを忘れていた。

後日話す。
彼女別れたくない。
1度の過ちだとおもって問い詰めない。

怒らない彼女に怒る。
ユンギ、彼女には自分は似合わないと一方的に別れる。


4年が経つ。
今の成功した自分。沢山いやな思いもしたけど、なりたい自分になれた。
せ成功したはずなのに虚しい。
美香の誕生日。今でも思い出す。真っ直ぐに自分を支えて愛してくれた彼女。今は沢山の人に愛されている。だけど、本当に心から人間として愛してくれた人は居ない。


目が覚めると
キッチンに誰かが、サセンか?
振り向かせたら、そこに居たのは彼女だった。


ユンギおはよう。
………………え、美香?
今日、午前中仕事だよね?
なんで…夢?
ん?まさか寝ぼけてるの?


呆れたように笑う美香。頭をフワリと撫でられて堪らなくなって抱き締めた。


わっ、ユンギ??
…会いたかった
え、なに言ってんの?毎日会ってるようなものでしょ?
何言ってんだよ、俺達…3年ぶりだろ




仕事があって、宿舎にかえろうとするとメンバーにちがうと言われる。
まさかと思ってあの家に帰れば美香がおかえりと笑ってくれた。
付き合った日


あの時、色々あったけど…素直に話してくれてよかった。
あの時?
ユンギが…浮気しようとしてたとき
え?
もうダメだと思ったけど、お互い正直になれて…あれがなかったら今の私たちってなかったよね
………
一緒に居てくれてありがとう。私、ユンギと付き合えて幸せだよ




暫く幸せな日を送る。
ある日目が覚める。


美香は?
そこは宿舎で現実に戻っていた。
問いかけると、メンバーは気まずそうにしていた。ジョングクは出かけている。

連絡先にもどこにもない美香
もしかして戻ってきた?
あのマンションに行くにも他の人が住んでる。美香に会いたいのに会えなかった。

過去の自分に悔やんでいた。


ジョングクが大切な人をと言って連れてきた。
それは今会いたくて仕方なかった美香だった。


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