▼長いおはなし▼
□霧がとける空
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「十代目、あれ…」
そういって指をさす獄寺
靴のかかとを直しながら前を向けば校門の前に緑の制服をまとった人物が。
「…骸?!ななっ、なんで」
ひらひらと手を振る骸。もちろん前に逢ったのはあの戦い。
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