転桜録

□3話
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新選組のとある部屋に連れてこられた。








総司「手、縛らせてもらうから」







といってかなりきつく手首を縛られた。










斎藤「刀は俺たちが預かる。」











総司「逃げようなんてしたら、斬っちゃうからね」












そういって彼らは部屋を出ていこうとしたところを引き留めた。












斎藤「なんだ?」











「その刀、預かるなら手入れしておいてもらえませんか?」









無理だったら別にいいですけど、さすがに血が付いたままでは・・・・と小声で付け足す。











斎藤「・・・・・・・・分かった。やっておこう。」











総司「へぇ、珍しいね。一くんがそんな頼み聞くなんてさ。
もしかしたら殺しちゃうかもしれないのに。」












今度こそ、2人とも部屋を出ていった。












それにしても、殺すだの斬るだのホント物騒な人だよなぁ。









そんなこんなでとりあえず寝ようとしたとき重大なこと思い出した。











あ、あいつらと連絡とらなきゃなぁ。












でも、縛られてる状態では念話もできないし端末も出せない。











おまけに天井から監視されてるから迂闊に声も出せない。






































ん?










なんで監視されてるか分かったかって?








いやだなぁ。








これが分からなかったら仕事、やっていけないって。










ま、しばらくは気が付かないふりでもしておきましょうかね。









さてさて、これから先どうなるのやら。











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