キリ番リクエスト小説
□ぐる
ぐる
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「……っ…」
「ヒュー……♪いいザマじゃねぇの」
「俺達の秘密をバラした罪は、体で償ってもらおうか?」
男子生徒たちは、佐助の体を押さえつけて、にやにやといやらしい笑みを浮かべている。
当の佐助は、キツい目つきで睨みをきかせているが、その表情は青ざめていた。
「秘密……なんて、俺様知らないね」
「じゃあこの写真はなんなんだよ!!」
「ぐ……がはっ…!ごほ…っ」
腹を思いっきり蹴られて、佐助は咳き込む。
男子生徒の手には、数枚の写真が握られていた。
「コイツのおかげで、彼女にフられたんだ!!」
「俺だって……、今の彼女に問いつめられた」
「女遊びは……、まだっ…早いんじゃないの?」
ゼイゼイと荒い息を吐きながら、憎まれ口を叩く佐助に男子生徒たちは、苛立ちを隠すことなく、暴力として振るった。
「……おい、まてよ?こいつ…確か、2年の伊達と付き合ってたよな?」
「ははっ……、年下の男とかよ?」
「あいつに見つかる前に、ヤっちまおうぜ!!」
「ひっ……!?」
ナイフを突きつけられて、引きつった悲鳴を上げる佐助。