11/05の日記
02:04
ぱぱしゃお。
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パパンな写身君も大好物です。(笑)
ゆえに、↓以下さっき思い付きで書きかけたぱぱしゃおの出だしちょろっとです。(突然過ぎる)
後悔、しているのだろうか。
あの時
無理にでもこの手を繋ぎ留めなかった事。
そうしていたら違う未来だっただろうか
今、此処に居るのは
彼女であっただろうか──
歪 -HIZUMI-
「・・・・・?」
敷地を覆っている結界が
一瞬、凪いだ様な気がした。
「?
父さん、どうかした?」
「・・・いや。
先に一人で戻れるか?
池の方を見てくるよ」
「はい。」
素直な返事に微笑みを零すと、小さな背中を邸宅の方へ軽く押す。
とてとて白樺の枝片手に、家方向に歩いて行く後ろ姿を見送って
“揺らぎ”を感じた池に向かう。
低木を回り込んで大きな貯水池を視界に入れると、縁から3mほど中心寄りに光が集まりつつあった。
一瞬、顔を顰めたが
すぐにその緊張が弛む。
───懐かしい。
一時求めて止まなかった香りが鼻先を掠める、
待ち望んだ気配がする、
望んで、それでも手に入らなかった、見付けられなかった、焦がれた波動を感じる。
驚きに見開かれていた小狼の瞳は
やがて集束し始めた確信と共に、恍惚へと変化した。
今なら、判る。
魔力を持たなかった、流れを読み取る事すら出来なかったあの頃とは違う。
今だから、判る。
ふわりふわり、自分の周囲の空間すら巻き込む
穏やかな風が光に向かい巻いて行く。
唯うっとりと、その光景を眺めている
流れるゆったりとした空気とは裏腹に、
全てが鮮烈に蘇った、
香りが、熱が。
緩く髪を撫でる繊細な指先の感触が、
柔くしなやかで白い腕に包まれた心地が、
脳内に駆け巡る。
ぬかるんだ足元がパシャリと音を立てたのにも気付かず、岸辺に吸い寄せられた。
収束する光がヒトのカタチを作っていた。
広がる空の青の光を
それらを映す青い水面の影を。
空間の陰陽全てを拾い上げて行く、まるでその存在の様に。
『──嗚呼、
大分逸れた。』
足下の碧く鈍る水面を見下ろして一人ぼやく華奢な背中。
「────。」
呼ぼうとした、呼びたかった
しかし声が出ない。
きょろりきょろり見回す動きに合わせて銀糸の髪が揺れている。
『水の上とは…。
鯉が嫌がってる、
位置情報の読み込みと再現不良だ
良い結界だな?
小狼。』
振り返った深いブルーが笑んだ。
(〜までしか書いてません!
一瞬のお暇潰しになればと思い出してみました)
取りあえず以上です(笑)
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