展示2

□目にもの見ろ
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きみはもうすでにわたしの「守るべきもの」


ぐちゃぐちゃと
何を言ってる
聞こえない
きみに攻撃するもの
全て許しがたい


いつか連れ去ってやるからな
息を潜めて
身を忍ばせて
時機を待つ
きみが望むなら
その時はわたしの背に乗れ


時間など
関係あるものか
ぐちゃぐちゃと
何を言ってる
手前勝手な大人ども
わたしにそんな声は聞こえない
頭の悪い幼稚な子供を
さあ納得させてみろよ
大人の理屈なんか通らないんだ


馬鹿の正義感
きみはもうわたしの「守るべきもの」
それだけだ
周りなんか見えちゃいないよ
止められるのは
きみがわたしを拒んだときだけ


いつか連れ去ってやるからな
笑っていればいい
息を潜めて
身を忍ばせて
獣のように
わたしは待つ


笑ってろよ
目にもの見せてやるからな




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