年末CD企画

予のため我のため
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※戦国BASARA
キャラ崩壊中
ギャグっぽいかもしれないかもしれない






毛利の野郎に呼ばれて厳島まで来てみれば、そこには先客がいた。


「おぅ、独眼竜…と、虎の兄さんか。お前らも毛利に呼ばれたのか?」

「Yes.partyの誘いかと思ったら検討外れだったみてぇでな」

「某もお館様の使いとしてこちらに参った所存!」

「俺もだ。何だ何だ?毛利の野郎、どういう気でいやがるんでぃ」

「そいつが分かったら苦労はしねぇ」


独眼竜は面倒臭そうに頭を掻いた。
胡座をかいて暇そうに欠伸する姿はどうみても俺の野郎共にそっくりだ。


「政宗殿、某お腹が空いたでござるよ。何か食べるものをいただけませぬか」

「てめぇ、さっきもなんかやっただろうが!どんだけhungryなんだよ!」

「煎餅や野菜は甘くないでござる!」

「甘味ばっか食うな!生活習慣病になんぞ!」

「おい、兄さんよ。あの忍はいねぇのか?」

「佐助は『俺様あの人苦手ー』みたいなことを言ってついて来ていないでござる」

「おい、大丈夫なのかその忍」

「Ha!苦手ならまだいい方だぜ、俺なんかface to faceで嫌いって言われたからな」

「それ自慢になってねぇから!」

「今は佐助より甘味でござる!」

「お前は常日頃から甘味onlyだろ」

「忍も大変なんだな」

「全くだ。真田も俺を見習えってんだ」

「大差ねぇから!お前も右目に面倒見てもらってんだろ!」

「馬鹿なこと言ってんじゃねぇ!あれは小十郎が世話焼きなだけだ!」

「政宗殿、長曽我部殿!某を無視しないで下され!そがいかんがすごいでござるよ!」

「疎外感くらい漢字で言え」

「Sense of estrangement」

「お前は日本語で言え」

「うるさいぞ、馬鹿共!」


襖を思い切り開けて入ってきたのはまた今日も長ぇ兜を被った毛利だった。
室内でもそれ被ってんのかよ、天井にぶつかるぞ。


「毛利さんよ、こんだけ待たせといてfirst voiceがfoolとはmanerがなってないんじゃねぇのか?」

「伊達男は黙っておれ」

「おう、褒め言葉だぜ」

「褒めてねぇから」


毛利は俺たちの前にきて座ると、咳払いをして話し始めた。


「我が中国では花粉症が蔓延している。もちろん我も例外ではない」

「…全くそうは見えないのでござるが」

「痩せ我慢だ」

「ぶっちゃけた!」

「しかし、我は出来ても駒どもは出来ずに苦しんでいる。使えぬ駒だがこればかりは仕方があるまい」

「oh,優しいトコもあんじゃねぇか」

「花粉が脳に到達しておかしくなってるんじゃねぇのか?」

「長曽我部殿、丸聞こえでござる」

「だが、ここで我は対処策を思い立った。詭計知将の名に恥じぬ策だ」

「おお、さすが毛利殿でござる!して、どのような?」

「痩せ我慢できそうな奴を集め、我のもとで働かせる」

「oh,That's fool.可哀想な頭だな」

「そこで選ばれたのが貴様らだ。光栄に思え」

「単純すぎるだろ!」

「というか、コイツ暴言に対してのthrogh skillがすげぇんだが」

「姫若子は魚、伊達男は野菜、熱血馬鹿は我の身の回りの世話だ。今日から精々頑張るがよい」

「どんだけ自己中なんだよ!」




予のため我のため
(って全部自分のためかよ)





 

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