BASARA 佐幸佐 SS

□ずきん!
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≪佐幸≫


くらくらする意識で旦那の顔をまじかで拝むことになった。

「気持ちよかったか?佐助」

えええええ?!

「今宵はもっと気持ち良くしてやるぞ」

まじですか?!めっちゃがんばらせていただきまっす!

とりあえず、頭を振ってめまいを飛ばして、旦那を押し倒してみちゃったり。

「旦那…、なんでいきなりそんなことすんの…い!!」

脇腹つねられた…。

「なんだってーの!」

「佐助は痛いのが気持ちいいんだろ?」

へ?

「お前を気持ちよくさせるのは大変だな」

ご、誤解だ!

「お、俺様、普通だよ?はは。何言ってんの、旦那」

「某には恥ずかしがらずに本当のことを申せ。……でないと、二人して気持ちよくなれないだろう?」

う。
うるんだ瞳反則。思わず頷いてしまった。
は!
べ、別に痛いの好きなわけじゃ…。

「ようやく素直になったな、佐助」

ち、違ううう!
下から髪の毛をむんずと掴まれ引っ張られた。
い、痛いって!

って、この状態でやるんですか?
い、いたいからほっぺ引っ張んな!
両側から引っ張んな!!

この顔でキスを迫れるのでしょうか…。
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