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□はんぶんこ。
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「待った？」
「ううん。全然」
「じゃあ行こうか」
精市が私の手を握る。
あったかいね、と精市が笑う。
私は手袋を外して精市に渡す。
「手、冷たいよ？」
「ありがとう」
精市は私の手袋をはめる
「寒いね」
精市は自分のマフラーを半分解くと私に巻き付けた
「２人で巻けばあったかいよ」
「あったかーい」
「くすっ、そうだね。
…あ、今日帰りに花屋に寄っても良い？」
「お花屋さん？」
「うん。綺麗な花を見つけたから」
「良いよー」
「きっとキミも気に入ると思うよ」
「そっか！楽しみだなぁ」
「ふふ…」
「精市」
「ん？何だい？」
「大好きー」
「くすっ…ありがとう。俺も大好きだよ」
「精市抜きじゃ生きらんないよもう」
「大袈裟だよ。」
「ホントだもん」
「俺だってそうだよ」
「ホント？」
「ホント」
「ふーん」
「だからさ、」
はんぶんこ。
(キミと僕を合わせてひとつ)
「ずーっと一緒にはんぶんこしようね」
「うん！」
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白幸村様(ﾟДﾟ)
幸村様はのほほんも良いですオールラウンドです
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