ろぐ


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「慎也ー帰ろ」

「あっ、ちょっと待つだーね!!」

「遅い!」

「ごめんだーね…」

帰ると言っても寮までなんだけどね。

「あーっ今日も疲れたぁ…」

「そうだーね…」

口を尖らせる(元から尖ってるけど)慎也に萌えた

「あ…今日ケーキでも食べに行かないだーね?」

「あっ良いね!!」

「今日は俺の奢りだーね」

「わーいありがとう!」

「へへっ」

今日は慎也太っ腹だ
まぁ明日は学校休みだし、ゆっくりできるからかな?






「いらっしゃいませ」
涼しい店内に入ると甘い匂い。

「ケーキビュッフェ?」

「こっちの方が好きだろ?」

「うん!」

色々な種類のケーキが並んでいる。

「かわいいなぁ、」

「食べるのが勿体ないだーね」

「ふふっそうね。慎也にもそんな感情あったんだね!」

「それは失礼ってやつだーね…」

「あはは!」

「全く…」

コツッと叩かれる。

「えへへ」

「やれやれ…。…ん?これも美味しそうだーね」

「あ、ホントだー。取ってよ」

「ん、」

慎也が私のトレイにケーキを乗せる。
取りすぎたかな?







「おいしー!」

「甘すぎなくて丁度良いだーね」

「うん!」

慎也がふいにくすっと笑う

「ふぇ?」

「クリームが付いてるだーね…」

慎也が私の口の横をそっと撫でる。

「!!!!!!?????」



舐めた

「?なんだーね?」

「しっしししししししし慎也…舐めた…?」

「??うん?」

「恥ずかしいよバカ!!!」

「そんなこと気にしてるだーね?」

「え、だ、だだだだだってこんな公共の場「あーん」

「????!!!!!」

「恋人同士なら当たり前のことだーね」

「え、やっあの流石にそれはその「あーん」

「あ、あーん…」

「美味い?」

「ん…、うん…」

頭から湯気が出そう

「良かっただーね」

にっこり笑った慎也を見たらなんかどーでも良くなっちゃって。


「し…慎也も……」

「あーん」


でもやっぱり恥ずかしいよ
…ね。









「後でちゅーだーね」

「????!!!!ゲホッ!!!!」





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