小説

□パラレル・ワールド
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3X世紀 ミシェル王国という国があった。


国内の建物はまるでヨーロッパにありそうなおしゃれな建物が沢山建っている。


その国には1つのお城があった。


この城も外の建物と同様、とてもしゃれている建物だ。


王の名はラス・シエスタ。


18歳で王となったとても若い王である。


王の宮殿の中には沢山のお手伝いさん(所謂メイド)がいた。


その中でもひときわドジっ子なメイドがいた。


名はリィサ・ミューラ。


「ご主人様っ お茶が入りましたっ」


とリィサはラスにお茶を運んできた。


「ありがとう」


とラスがお茶を受け取ろうとしたその時…


ドコッという鈍い音がしたかと思うとリィサがお茶をかぶって転んでいた。


「もっ申し訳ありませんっ…」


濡れた服のまま謝るリィサ。


「僕は大丈夫だよ。それよりリィサ…大丈夫?」


ラスはとても心配そうな顔で問いかけている。


「はっはい!大丈夫です!いつもの事ですからっ」
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