小説
□パラレル・ワールドX
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俺の名前覚えててくれたのか…
「こんにちは、いつも転んでいるようですが…」
「あっ!?見てました!?…///…」
ぷっ…顔赤くなってる
「何か手伝う事があったら言ってくださいね」
「ありがとうございます!」
「それでは…」
その場から離れようとした時リィサのメイド友達…シャリが現れた。
「あっ!!執事さんーこんにちは〜ってリィサまた転んでた?」
シャリっていつも元気だな…
それに思った事をはっきり…ありのままを出せている気がする…
ある意味とても羨ましい。
「リィサ様はよく転んでいるようですが…大きな怪我をなされた事はないのですか?」
「あっ!私ですか?はい…まぁこれといって大きな怪我をしたことはないんです。いつもアザとかならできるんですけど…」
「この子すごいんですよー!!この前階段の上の方から転がり落ちたのに骨折もしないでピンピンしてたし!」
階段って…城の階段っつたらとんでもなく高い所から転がり落ちたんだろうな…すごいな…
「そうなのですか…でもそれはリィサ様のお側でいつもシャリ様が見守っていらっしゃるからなのではないのですか?」