short
□教授と変人4
1ページ/1ページ
「先生、いつにも増して忙しそうね」
「休み明けなのだから当たり前だろう
それよりも何故君はここにいるのだMs.ラブグッド」
「だって暇なんだモン」
「暇だからといって我輩の研究室に来るな。仕事の邪魔だ」
「あら、邪魔なんかしてないじゃない」
「部屋に他人がいると目障りで仕方ないのだ」
「存外他人の目を気にする人なのね、先生」
「うるさい。レイブンクロー5点減点。
暇ならばここではなくMs.ウィーズリーのところにでも行けばよいだろう」
「ジニーは今レポートを書いてるモン。邪魔しちゃいけないでしょ?」
「我輩の邪魔ならしてもいいと言うのかね、君は。
そもそも何故ここなのだ。図書館なり寮の談話室なり、行く所はいくらでもあるだろう?」
「ここがいいの。一番、ここが好きなの」
「…成程、我輩の研究室が好きだとは、やはり君は理解し難い。」
「それに、先生といると面白いんだモン」
「君も大概変人だな」
「大丈夫、先生ほどじゃないよ」
「レイブンクロー10点減点」
*
今回はほんの少しだけCP風味にしてみました
しかし二人の会話が成り立ってるなんて珍しい…
*